健康保険証のICカード化 [医療制度/行政]
読売新聞 健康保険証のICカード化、2012年度からスタート
厚生労働省は2012年度から、希望者を対象に、健康保険証をIC(集積回路)カード化する「健康ITカード」(仮称)事業を始める。
将来的には、すべての健康保険証をIC化したい考えだ。16日の経済財政諮問会議に提示する。
国はIC化により、患者の受診内容や病歴などの医療情報のデータベース化を進める方針だ。ICカードを利用してデータベースに接続することで、医師や患者が過去の受診内容などを確認できるため、医療機関が変わっても同様の検査を受ける必要がなくなる。緊急連絡先や血液型、薬品の副作用歴やアレルギー情報も記録されるため、医療事故の防止効果も期待される。
医療機関は、診察券の発行やカルテの検索など、病院の事務作業が軽減されるほか、会計処理も含めた医療事務全体が大幅に効率化される。
常に天の邪鬼の私はこの、全健康保険証IC化に不安を感じます。
現在国保も社保も、一定期間毎に更新が行われ、旧保険証が回収され、新保険証が交付されています。ICカードであれば、割れるなど読み書きができなくならない限り、カードの交換まではしないでしょうけれど、定期的に保険者が保険証を一旦回収してチェックの上再度配布するなどの制度ができるのではないかと思います。
この時にICカードに記録された、一人ひとりのトッププライバシーとも言うべき病歴が、地方自治体の窓口を通じて、保険者、地方自治体にとどまらず、公安等に吸い上げられてしまうのではないでしょうか。
患者としてこのカードを医療機関に見せる時は、余分な検査を省ける、他医での診断・処方などが自動的に伝えられるなどのメリットが確かにあります。医療機関側もカルテを作成するのに、保険証の番号の転記・入力間違いなどが解消される、医療者として患者の病歴を容易に把握できるなどの利便性があります。
(ただ、ニュース記事のように、医療機関の診察券発行が省略できるとまでは思えません。同一の患者さんの保険が変わって行くことは日常茶飯事だからです。)
こうしたわかりやすいメリットの陰で、公権力が国民のトッププライバシーについに手を突っ込んで来ようとしているのではないかという懸念をどうしても払拭できません。
あの危険分子は糖尿病でインスリン自己注射となっている。高飛びしても必ずどこかの医療機関でインスリンの処方を受けるはずだ。全国の全医療機関の電子カルテの監視を開始せよ。
今年度の本県職員採用試験受験者の中で、向精神薬服用の既往歴がある者が30名いる。彼等は得点にかかわらず、全員一次考査ではねろ。
‥これが私の思い過ごしであることを切に祈るばかりです。







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