医療は不確実、薬害根絶? [医療事故]
毎日新聞 薬害根絶デー 肝炎訴訟の原告ら早い解決訴え

薬害の被害者が再発防止を訴える「薬害根絶デー」の行事が24日、東京・霞が関の厚生労働省で行われた。薬害C型肝炎訴訟を巡り国と製薬会社の賠償責任を認める判決が四つの地裁で出されたのを受け、原告が一日も早い解決を訴えた。
薬害の再発防止に努める「誓いの碑」が99年、同省内に建立されたのを機に、被害者団体が8月24日を薬害根絶デーとして、毎年国に要望を続けており、この日は全国から約200人が参加。
碑の前で被害者側が厚労省に要望書を手渡す式典には柳沢伯夫厚労相も出席。肝炎訴訟の原告団は東京(3月)、名古屋(7月)両地裁判決後に厚労相への面会を求めてきたが、いずれも拒否されており、この日が初めての対面となった。全国原告団代表の山口美智子さん(51)が「東京判決後、原告が命をかけて厚労省前で座り込みをしたのに、大臣には会えなかった。一日も早く私たちの人間としての尊厳の回復と肝炎被害の救済を図ってほしい」と訴えた。厚労相は「新たな肝炎対策を検討中」と述べるにとどまり、訴訟の解決には言及しなかった。【江刺正嘉】
これも前内閣の時代の、8月のニュース記事でした。
薬害根絶という言葉が気になって、取り上げました。その定義をどう考えるかにもよりますが、私は少し違和感を覚えています。
かねてから小松秀樹氏「医療の限界」などを引用しつつ、医療は不確実なものであり、疾病の治癒や健康完全回復を約束するようなものではないことを書いて来ました。
医薬も医療における治療行為の大きな部分を占めるひとつであり、薬害ゼロは不可能と思います。
ただ、できること・やるべきことは、副作用報告を厚労省が受けた時に、適切・迅速な対応をすべきということ。医師等で構成する研究班はいつも真摯にこうした事態に取り組んでいると思います。問題は製薬企業等の利害に絡んだ時に、企業やそれと関連のある人物が、副作用報告の解析にバイアスをかけ、副作用被害者を増大させてしまうことでしょう。
また一方、タミフル騒動でさんざん報道されましたが、本当に当該薬剤の副作用であると断定するには困難が伴うこともあります。
さらに、軽微なものも含めれば、殆ど全ての薬剤に副作用があります。
薬など飲まずに済むのが一番ですが、他の医療行為同様、副作用が絶対に出ないなどという幻想は抱かないで頂きたいと思います。
一方薬の副作用に対しては医薬品副作用被害救済制度がありますが、十分な補償ができているのか、これは疑問です。
いずれにせよ、医療は医薬も含め不確実であるということを全ての医療を受ける人に認識しておいて頂きたいと思うのです。
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◆ 薬害肝炎まとめ 目次 ◆
『助かるハズのものは、必ず助かる』 そんな幻想は抱かないでください。 医療は常にぎりぎりの戦いであり、 しかも我々が提供するのは廉価品にすぎません。







こんにちは^^
そうですね、
今は薬をもらう場合、薬局で薬の写真と
効果・副作用等のかかれた紙をくれますね、
それで家に帰った後、ほうほうこういう副作用があるのかと
患者自ら知ることができますね。
それに、薬を使うことは
最後は患者の意思によりますしね。
C型肝炎の問題は毎日のように取りだたされたますね
by majubijou (2007-10-28 17:23)
コメントありがとうございます。
薬局では以前にはなかった、詳しい薬剤情報の紙をくれるようになりました。
色々な経緯はありますが、薬の副作用を医療者がちゃんと患者さんに話さなかった場合に訴えられるという事態の発生もあります。
現実には全ての薬の副作用を患者さんにお話しすることは不可能です。患者さんももらった薬の全ての副作用情報を把握して飲もうと思ったら日が暮れてしまいます。
重大な副作用だけはきちんと話す体制ができつつありますが、軽微なものはすぐに処方医療機関か薬局に伝えるようにして頂くしかないと思います。
難しい問題ではあります。
by 筍ENT (2007-10-29 22:20)