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医療者は結果責任主義、警察には間違いはない [医療事故]

河北新報 パトカー追跡巻き添え訴訟 遺族ら敗訴確定

 盛岡市の県道で1994年、停車中の乗用車に岩手県警のパトカーの追跡を受けた車が追突し、乗用車に乗っていた結婚前の男女2人が焼死した事故で、遺族ら3人が県に約1億3500万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷(甲斐中辰夫裁判長)は29日までに、遺族側の上告不受理を決定し、賠償請求を棄却した仙台高裁判決が確定した。

甲斐中辰夫.jpg 甲斐裁判長は「原告の主張には事実誤認があり法令違反を指摘しているだけ。最高裁で審理する条件に該当しない」と判断した。

 二審判決によると、1994年3月31日未明、盛岡市の会社員中津山康之さん=当時(22)=の車が信号待ちで停車中、整備不良で盛岡西署のパトカーに追跡され逃走していた同市の新聞配達少年=当時(18)=の乗用車に追突され、炎上。中津山さんと同乗の婚約者で同市、会社員横田恵理香さん=当時(22)=が焼死した。

 上告人で、横田さんの父嘉明さん(67)は「親としての11年にわたる闘いが形式論で片付けられたことに憤りを感じる」と話した。岩手県警の遠藤貞造首席監察官は「故人2人と遺族に対しては、あらためてお悔やみ申し上げる」とのコメントを出した。


岩手西署.jpg何回も取り上げて来ました。警察車両が何らかの被疑者を見つけて追尾、そして追尾された車やバイクが事故を起こして不幸な結果となる事例は枚挙にいとまがありません。

そしてあろうことか、この警察の行為に最高裁がお墨付を与えてしまったという、最悪のニュースです。
被追尾車両が、全く何の罪もない車に追突し、その車に乗っていた男女が焼死してしまったという悲惨な事件で、いわば警察はその責任を被追尾車両のみに押し付けることに成功したということになります。

2004年の毎日新聞の記事によれば、「訴状によると、遺族は▽警察官が追跡される車が第三者に危険を与えないよう配慮する注意義務を怠った▽事故後、警察官がすぐに2人の安否確認や救助を開始しなかった――などと主張。被告の県は「正当な捜査だった」としている。」とのことです。
さらに、「遺族側は「パトカーの2人は交差点に到着した時点で救護せず、通り過ぎるときもよく車内を確認せず、通過後も直ちに引き返して救護しなかった。職務の優先順位を誤り、結果的に車が炎上した」と主張」しています。またこれに関連して「現場近くで事故を目撃した男性(28)が「警察官が被害者を確認している姿は見なかった」と証言」という記事もあります(記事はいずれも毎日新聞)。

結果責任主義を取るならば、警察官たちの行為が完璧であったとはとても思えません。もらい事故の被害車の中を確認し、少なくとも追突された訳ですから、中にいた被害者の安否をすぐ確認するべきだったと思われます。

どうしても医療事故と比較してしまいます。
結果責任主義を振りかざして医師を糾弾、業過致死傷罪で有罪判決を出して来た裁判所は、どうしてこんなに警察には甘いのでしょうか。あまりに医療裁判とのバランスが取れていません。

色々な背景があると思います。体制に弓を引くような判決は書きたくないのでしょう。悪く言えば判事-検事-警察は同じ穴の貉に近いものがあるのでしょう。警察の権威を保つために、警察の無謬を支持してやらなくてはならないのでしょう。
しかしこれは社会正義に反します。やはり最高裁以下、こうした裁判に関しては腐り切っていると言わざるを得ません。

こんな裁判所に医療事故を裁く資格はありません。
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コメント 2

南の島 九州 達磨

軽微な違反者をパトカーがつい制kは廃止の立法が必要
追跡が必要なら 警察の数兆円の裏金泥棒 追及を何故しないのか?

「検事・裁判官・警察官・弁護士・マスコミ・ヤクザ 犯罪 追求委員会」

南の島 九州 達磨

下の画像認証の文字が小さいな
貴方の金玉の小ささが判るぞ

大きく市内と遠賀が嫌がり逃げるぞ
by 南の島 九州 達磨 (2011-11-21 07:40) 

筍ENT

古い記事にコメントありがとうございます。

本当にその通りと思います。聞くところによると、体制寄りの判決を出しておかないと判事も出世にかかわるとか。
日本の三権分立なんて、怪しいものですね。

画像認証の文字は私が設定したのではなく、So-netの仕様ですから、私にはどうしようもありません。

ご訪問ありがとうございました。
by 筍ENT (2011-11-21 08:52) 

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