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女性が働くと小児科医療が崩壊する? [医療制度/行政]

産経新聞 子供の初診、働くママが迅速

第一生命.JPG わが子が病気になったとき、できるだけ早く医師に診察してもらう母親は、専業主婦よりも、むしろ仕事を持っている母親に多い-。第一生命経済研究所が実施した、医療機関の利用についての意識調査から、こんな実態が浮き彫りになった。  アンケートは、埼玉県内の幼稚園や保育園などに通う6歳未満の乳幼児の保護者1208人を対象に実施(有効回答率79・2%)。親の就業形態別(フルタイム、パートやアルバイト、無職)に集計をまとめた。


時に総スカンを食らいそうな気もしますが、私は以前から「働くお母さん」にあまり賛成ではありません。
以前にも取り上げたことがありますが、“昔”は、お父さんが外で働き、お母さんは家庭にいて複数の子供を育てながら、それで家計がやりくり出来ていたはずです。サザエさんもフネさんも外に働きに行っている様子はありません。
現在では女性が外で働くことが当然のように言われ、奨励され、子供を預ける施設を充実させることで少子化をくい止めようと言うことしか聞こえて来ません。

働くお母さん.jpgまるで専業主婦がよくないことのような、家庭にいることは良くないことのようにさえ聞こえてしまいます。

お父さんが外に働きに出るだけで家計が維持できるような経済構造を取り戻すべきと、個人的には思っています。どうしても「社会進出」をしたいという女性を押しとどめようとは思いませんが、果たして本当に「働くお母さん」が自分の子供に対して目が届いているのでしょうか。

そしてこのニュース記事です。何の論評もされていませんが、普段子供を見ていない母親が、小児科救急外来を訪れて、小児科診療を疲弊させている様子が浮かび上がって来ます。
女性の「社会進出」→小児改良崩壊は、風が吹けば桶屋が儲かる、というのより現実味がありそうです。

予想される反論と総スカン、男がもっと子供を見ろ、女性にばかり子供や家事を押しつけるからではないか。それが現実的に可能な状況かどうか。
そしてこれは性差別ではありません。「区別」です。男性は逆立ちしても母乳は出ない性です。
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はなこ

初めまして。
私も全く同感です!
働いている女性は「仕事と育児を両立」と言いますが
実際は両立ではありません。育児を保育園に任せて(大変な育児から逃げて)ただ仕事をしているだけです。しかも自分の為にです。しかも皆決まって「私が働かないと家庭がやっていけない」と言いますが、全くそれは違います。生活保護を受けていたりと特別な事情以外は、だいたいの家庭は節約していけば、絶対にやっていけます。仕事に出れば、保育費から始まり、服だ化粧だ昼食だと出費が多くなるばかりです。家庭の中にいて、始末してやっていればほとんどかからない物ばかりです!そこに気付かないと言うか、気付いても自分が贅沢したいがために、大事な子供を犠牲にしている事を何とも思っていない”終わっている女性”が多いのが悲しいですね。
両立と言うのは子供を背中におぶって仕事をしている人の事です!子供を背中におぶって仕事をして「両立」と言え!と声を大にして言いたいです。そして、三つ子の魂百までの言葉通り、せめて、3歳まで(4歳の誕生日まで)は母親が育てるべきです!



by はなこ (2010-02-02 10:55) 

筍ENT

ご訪問ありがとうございます。

特に仕事を持っている女性の方から猛反論と攻撃を覚悟していたのですが、肯定的なご意見を頂戴して安堵しています。

ご指摘の通り、3~4歳頃まで、あるいは子供にもよっても異なると思いますが、いわゆる鍵っ子(死語になりつつありますか)も作りたくないと思うのです。

私の考える理想は、子供が母親を必要とする年齢までは母親が育児に専念できる。家計は父親の収入だけで賄える。母親が社会参加として働きたければ、数年のブランクがあってもきちんと元の職場に戻れる、そういう環境が理想と思います。
今の社会は共働きでやっと家計が支えられている、という、政府・社会が家庭から以前の倍以上の労働力を搾取している状況だと思うのです。

コメントありがとうございます。
by 筍ENT (2010-02-02 11:30) 

シグ

同感です。
非常に長いスパンで日本を崩壊させられている感があります。
現政権で一気に表に噴出しました。
by シグ (2010-03-12 01:44) 

筍ENT

ご訪問ありがとうございます。

ご指摘の通り、長い時間をかけて(?)この“搾取”状態が作られて来たように感じます。
急に元に戻す訳には行かないでしょうけれど、多くの人にちょっとこうした視点で女性の労働について考えて頂けるとありがたいと思います。

コメントありがとうございます。
by 筍ENT (2010-03-12 09:07) 

noimg

現在社会の弊害として「大人の遊び」が余りにも多いと思うんですよ。
別にいかがわしい事を言っているのではなく、遊楽の意味です。
携帯しかりゲームしかり旅行やギャンブル。遊びたいからお金を稼ぐ、その[結果として]社会に進出している[だけ]なのではないでしょうか?
親としての責務を忘れ、自分が楽しむ時間を作りたいが為に子供にアンパOマンのOO算数教室~等のビデオを見せる人間を親と呼べるでしょうか?
男にしても女にしても親になる覚悟が無い大人モドキの子供が親になる現状をなんとかすべきでは?と思ってしまいます。私自身医療の現場にいて小児科にも友人が居りますが、待合室で化粧をする、携帯で大声で騒ぐ、医療費を踏みたおす癖に何度も来院する、高級車に乗ってくる癖に代金の値引きをしろと詰め寄る、等々常識を知らない阿呆親が余りにも多いと嘆いています。一般常識という言葉が非常識と同義語になりつつある現在のシステムそのものの見直しが必要な時期がきているのでしょうね。
正直…馬鹿が子供生んで馬鹿親に育てられた馬鹿子供がまた馬鹿を生んでその馬鹿が育ってまた馬鹿子供を生んで…結局世の中馬鹿しか居なくなりましたとさ、めでたくなし、めでたくなし。なんて世界にはなって欲しくないものです。

by noimg (2010-03-14 23:52) 

筍ENT

noimgさん、ご訪問ありがとうございます。

新たな切り口での書き込みありがとうございます。確かに働いて得た所得で何を消費しているか、という面を見ると、そうした子供そっちのけの遊興費というのもあるかも知れませんね。
携帯や子供も一緒の旅行ならいざ知らず、ギャンブル・ゲームは頂けませんね。そして子供のおもりをテレビ・ビデオに任せるというのは最悪の図式ではあります。
おとな達に“常識”を取り戻させるにはどうしたら良いのでしょうね。

コメントありがとうございます。
by 筍ENT (2010-03-15 08:57) 

noimg

常識の取り戻し方ですか…個人的意見として、現状では残念ながら不可能としか思えないですね。 集団意識の方向性とでもいうべきでしょうか?今の日本では[世間一般でいう常識]というものが大きくずれた位置にあると思います。最初はほんの少しのずれだったと思うんですよ。わずか数度だけ角度がずれて、それが年月を重ねたら本来あるべき道から何十キロも離れた道を迷走するはめになっていた、とでも言えばいいのかな? 例えば今の常識とされるものでは、「正しいとは思えないけど仕方ないよね、そういう時代だから」がまかり通ってしまいます。でもこれが戦後直後だったら?明治維新直後だったら? 道を踏み外した個人の非常識がいくつも重なり合って、いつのまにか狂った認識が正当な[常識]として認められる。そんな世の中ですし、更に今は政府に対しても時代に対しても文句があっても、何も言えないし何も行使できない、その方法がわからない。期待をかけて政治家を選んでも、その政治家すら「仕方ないよね」の考えの元で自らの利権のみを追及する。そんな狂った時代を生きる自分達を哀れむべきか嘆くべきか、本当にどうすりゃいいんだよ!と空に向かって叫びたくなる気分です。それでも死ぬまでは生きるしか無い訳ですし、自分の周りだけでも住み易い環境にする努力を重ねるしか無いのでしょうね… 

こんな話があります。声に出して読んでみてください。「OOちゃん、宿題やりましょうね。OOちゃん、ママの言う事を聞きましょうね。」 「ポチ、よくできたね。ポチ、良い子だね。」この2つの何処かに差が見えますか? これが現代の自称母親と呼ばれる生き物の大半が行う行動パターンです。もう笑うしかないですね。
毎度辛口の私的意見ではありますが、育児を他人やビデオ任せにするってのは躾(しつけ)とは言わず、飼育(しいく)と同じでしかないのだと気付いて欲しい今日この頃です。 
by noimg (2010-03-15 22:02) 

筍ENT

たびたびご訪問ありがとうございます。

具体的な解説を頂き、よくわかりました。ご指摘の通りで、よくテレビ・ラジオでコメンテーター達が言う、「それはもう時代が違う」「古い」というコメントに象徴されているように思います。このコメントで新旧の問題ではなく、人間として守るべき事項がいとも簡単に否定し去られている危険を感じます。

育児を他人任せにするという問題は、学校におけるモンスターペアレントの問題と一致して来そうです。

溜息がでますね。コメントありがとうございます。
by 筍ENT (2010-03-15 22:21) 

NO NAME

はじめまして。

私の主人は耳鼻科医で自身は獣医師です。
以前から貴ブログの医療訴訟や医療崩壊関連や獣医師訴訟の記事やご意見を興味深く拝見させていただいていました。
県立大野病院の事件は主人の知り合いに関係者がおられ裏の話など
も聞いていましたので県警やマスコミの暴挙を論じてくださり溜飲を下げておりました。

今回あえてご意見させていただこうと思ったのは、私も複数子供のいる主婦であり、常勤ではありませんが仕事を持ち、子供を保育園に預けている者として、偏見や誤解をなんとかしたい気持ちからです。

私もはじめは保育園に預けるなんて可哀相と思っていた一人です。
でも保育園でいろんな年代の子供たちや保育士さんに囲まれていろんな感情価値観にふれて育った子供たちは一様に考え方が柔軟でたくましく育ちました。
親が介入しなくても友達とのトラブルは自分で解決していきます。そして何より人が好き。
(うちは長男は2歳から、それ以降の子は0歳代から預けています。
今は↑はもう高校生です。)

三つ子の魂百まで・・いわゆる3歳児神話ですが、このことは子供は3歳までは家庭において母親の手でそだてることが重要だということでしょうか?

今は昔と違い核家族でおじいちゃんおばあちゃんとも離れて近所付き合いも希薄で育児に協力してもらえる親戚もそばにいない。(サザエさん家族が
身近に見当たりますか?)
当然母親は孤立して育児をするわけです。
そして増えるのは虐待です。虐待する親は保育園や幼稚園にも預けません。
痣などでわかりやすいものは見つかる可能性が高いですが言葉やネグレクトまがいのものだと表面化することも難しいでしょう。

社会的に地位があり余裕がある家庭では虐待も少ないかもしれません。
かといって家庭で母親だけで育てるべきでしょうか。

犬には社会化期というのがあり生後3周齢から2カ月齢の間に母犬以外の犬たち兄弟犬や周囲の犬や人間とふれあい遊び喧嘩しながら社会のルールを憶えていきます。その時期を逃すと犬社会人社会に馴染めない犬になってしまいます。
犬も人と同じように群れで社会的に生きる動物です。
オオカミと違い人社会ともうまく織りなしてきた習性は社会化期があったからです。
強引だと思われるかもしれませんが人でもいえることではないでしょうか。
犬で2カ月齢といえばひとでは3歳です。

3歳児神話は60年代に広まりました。決して昔からあった説ではないのです。
それ以前は農家の母親も労働力として働いていました、今と違うのは大家族の中で子供は祖父母や親せきや兄弟たちの中でもまれて育っていたこと。
あくまで昔の育児が理想だとした考えからでしたらこういった環境は今の少子化核家族の家庭の中ではなく保育園が一番近いと思います。

3歳児神話が広まり始めて母親が家庭にこもって育児をした結果が今のモンスターと言われる年代です。
せまい世界で母親ひとりの価値観を植え付けられ自分の損得だけを基準に考えるモンスター。
親の庇護を当然とし、社会に馴染めないと社会のせいにして閉じこもる人間もこうして出来上がったとしか思えません。

もちろん今保育園に育児を丸投げにして自分の欲望だけを優先している親もいるかもしれない。でもそういった大人になれていない親もその親がつねに保護し甘やかし自分の欲望を子に投影させて育ててきたたまものなのではないのでしょうか。

それでも救いなのはそういう親から生まれても保育園にあずけられればいろんな年代の保育士さんからの愛情や友達とのふれあいを受けられて育つことができるということです。

私が預けている保育園は幸運なことに保育士さんたち(男性も女性もおばあちゃんの年代の保母さんもおられます。)も愛情深く、腰を悪くしてしまうほど子供たちを抱いて話しかけ、大事にしてくださいます。
畑保育(畑に作物を植えて秋には収穫する)や田植え体験、デイサービスに来られる老人たちとの交流・・・いろんな体験保育もしていただいています。
私ひとりではとてもここまで面倒みてやれないだろうと本当に感謝しています。
保育園に預けて働く=育児放棄
とみなす考えには到底納得できません。

そもそもこのテーマの働く母親が子供を早めに受診させることが小児科医を疲弊させるという関連づけもどうかなと・・。
うちのクリニックでもすぐに受診していてくれれば軽くすんだ中耳炎が放置され重症化してから来る親の方が問題だと考えていますので。

崩壊した医療なり教育なり問題提起することは大事だと思います。
ですのでこのブログの趣旨を応援したいと思っています。

ですので反対意見でも述べておきたいと思い失礼かとは思いましたが書かせていただきました。


by NO NAME (2010-03-30 11:55) 

筍ENT

NO NAMEさん、ご訪問ありがとうございます。お待ちしていました。
本文にも書きましたように、こうした反論を予想しお待ちしていたのですが、幸い?どちらかというと支持して頂けるご意見が多かった状況でした。

保育園に預けることに対する見解を寄せて頂きありがとうございます。社会性の獲得という利点が挙げられそうですね。
また3歳まで家庭に母親とこもって育児をしていた結果とモンスター世代が一致していて、明らかな関連が見られるのであれば、確かにこの問題を考えるのに重要な問題となって来ます。

早期から保育園に子供を預けることの利点・欠点を改めて検討する必要がありそうですね。私は手元にデータがないので考察を進められないのですが‥。

切り口を変えて、他の記事にしたのですが、昔はお父さんが一人で稼いで、子だくさんの家庭の家計を支えて来られたのに、今は母親を労働力として駆り出し、それでもその家庭が潤沢な家計で潤っているとは言えないのではないか、という問題を提起しました。女性の社会進出の是非、子供を預ける云々の問題を取り敢えず置いておいて、気がつかないうちに各家庭、というか国民は、権力から巧妙に労働力を搾取されているのではないか、という疑問を持った訳です。
もしそうだとしたら、働かざるを得ない夫婦の子供が、小児科や耳鼻咽喉科の受診が遅れる、重症化する原因の一端は国家権力や財界にあるのでは、とさえ思ってしまうのです。

個人的には私は古い頑固者?なので、配偶者には働かせずにいますが、これを敷衍して他の人にも勧める、というつもりはありません。女性が働くこと自体を否定したりすることはありませんが、「働かざるを得ない状況に追い込まれた」ことに疑問を呈したいと思って来ました。

元に戻って、仮に保育園に預けたとしても、母親が労働に時間を取られて、子供の疾病や緊急事態などに身動きが取りづらい状況は改善されてしかるべきではないかと考えます。

私もまとまりのある文章がなかなか書けませんが‥、
まずはご意見ありがとうございました。
by 筍ENT (2010-03-30 20:44) 

no img

コメントにコメントを返すのも何ですが…
NO NAMEさんは良い[お母さん]をされてますね。
NO NAMEさんの様に保育園を社会教育の場所だと認識した上で利用している方がどれだけ居るんでしょうね?ただ残念な事に、自らの欲望を優先する為に利用する方が多いのも事実ですし、そういう親が自制心無く、子供の為に頑張ってくれている保育士の方々に迷惑をかけまくる、その結果、保育士の方々も[仕事の範囲内]でしか面倒を見たくなくなる、という負の連鎖が起きています。私の所にも保育士の方や教職の方、男女年齢問わずに来院しますが、みなさん凄まじいとしか言いようのないストレスで、うつ寸前になりカウンセリングが間に合わない位です。彼らの大半が口にするのは上記にもあるように「仕事だから仕方なくやってるけど、本音はやってられない」「別に数年間だけ我慢すればあの親とも縁が切れるし、さっさと年数過ぎないかな」等々、聞いているこちらが切なくなってくる状況です。
酷い所だと預かった児童に対して虐待までは行かなくとも放置や無視等で鬱憤を晴らす方も居るそうです…
一部のお馬鹿さんの為にNO NAMEさんの様な方のお子さんが迷惑を被る、それもまた現実にある事なのだと知って欲しいと思い、失礼ではありますが、コメント返しをさせていただきました。

by no img (2010-03-31 16:27) 

筍ENT

no img さん、ご訪問ありがとうございます。

メンタル臨床の場‥ですよね‥から、実地のご報告ありがとうございます。仰る通り、NO NAMEさんのような考え方の良いお母さんと、困った母親達とがいるとのこと。医療現場同様、保育の場も荒廃して来ているとしたらこれも問題です。
ある意味学校の教育崩壊が保育園にも降りてきていると言えるのかも知れません。

色々な立場からのご意見を聞かせて頂いて大変参考になります。ご訪問ありがとうございます。
by 筍ENT (2010-03-31 17:06) 

NO NAME


早速のお返事ありがとうございます。
ENTでしたら花粉症でお忙しい毎日でしょうに。
今年は花粉が少ないとはいえ黄砂の影響かひどい症状の方も多いようです。

>個人的には私は古い頑固者
うちの主人も同じです。この年代(筍ENTさんも昭和30年代生まれでは?)
の男性に多いですよね。(笑)
その母親もやりくり上手な専業主婦で。

私も今は主人のクリニックを手伝っていますが、獣医の仕事は休止しています。
獣医師の仕事は真面目にやり始めると昼も夜もないですから子供4人の育児との両立は困難で・・。
私には離婚経験があり一人で子供を育てていた時期がありました。
もちろん保育園に預けフルタイムで。
周りからも可哀相にと言われ私自身も子供に対する罪悪感でいっぱいになりながら仕事をしていました。
でもそうやって育てた子供は今、電車の中でお年寄りに席をゆずる優しい高校生になっています。
自分で通話料金を払えるようになるまでは持たない、と携帯電話も持っていません。

今の世の中、どうしようもない理由で子供を保育園に預けている女性(いや男性も)おられます。そのほとんどが自分は子供を犠牲にしているのではないだろうか、と自責の念にさいなまれながら働いているのです。
そういう方たちに伝えたかったのです。
大丈夫、ちゃんと育つよ、保育園での経験は子供にとってかけがえのない物のなるから安心して、と。

もちろん保育園で育つ子供の方が優れていると言っているわけではありません。
ただ、
保育園に預ける→子供が可哀相→子供を犠牲にしている。
と安易に決めつけていただきたくありませんでした。

保育園の良さを実感したから再婚してできた子供たちも迷わず保育園にお世話になっています。主人もこの点に関しては納得しています。
この子たちも保育園大好きで早くに迎えに行くと帰りたくないと駄々をこねるほどです。

興味深い話があります。
中国の一人っ子政策で子供が一人になり生活に余裕ができた分子供を甘やかして育てた結果(今の30歳以下の年代ですが)高い教育を受けさせる親は増えたが、
社会性に欠けわがままで定職にもつかないで親のすねをかじっている若者が増えたと、
また同時に打たれ弱くすぐに逆切れしたり自殺者も増えているということです。
可愛い子供には旅をさせよという言葉通り母親の手から離れたところでいろんな人たちにもまれて社会を学ばせることも必要なのではと思いました。

このテーマで筍ENTさんのおっしゃりたいのは共働きが増えたのは行政のせいでは、
ということですね。
扶養控除の廃止など、確かに主婦も働きましょうという方向に向いていることは否めません。
小泉改悪のお陰で非正規社員(派遣)が増え日本経済が崩壊寸前の今、戦時中のように女性も兵器工場に駆り出され、竹やり持って・・という感じでしょうか。

周りを見ても派遣の旦那さんがリストラされやむなく・・・という人が少なくありません。
それでも仕事が無く、ひとり親家庭医療費免除や児童手当のために離婚届を出す家庭もあるようです。
クリニックに来る患者さんも生活保護の方が急増しています。
お母さんが働くのも自分から進んでというより生活のためという感じです。
将来年金さえ貰える保証のない御時世ですから。

ただ、(私はフェミニズム思想を支持する者ではありませんが、)
必ずしも共働きが社会にマイナスの影響を与えるとは思えません。

共働きの多い田舎の家庭の方が専業主婦の多い都会の家庭より出生率が高いということも
わかっています。

ヨーロッパの国では少子化対策として働く女性の育児支援に力を入れ出生率の回復を成功させています。
そうしてGDPが増え消費の拡大を促し、経済が少しでも上向くならそれもひとつの選択かもしれないと思うのです。

またまた長文になってしまいました。すみません。
by NO NAME (2010-04-01 00:05) 

NO NAME

no img様、稚拙な長文コメントにお返事ありがとうございます。
私はそんなに良いお母さんではありません。
初めは子供のことが分からず保育士さんから教えられることも多々あり、いわば私自身も保育園に育てられた母親なのですね。(笑)

保育士さんたちが抱える問題は今保育園だけでなく幼稚園や小学校でも起こっている問題なのでは・・と思います。
幼稚園の保母さんをしている友人に聞いてもやっかいなお母さん方はいるようですし。
小学校でもしかりです。

いわば大人になりきれていないお母さん(お父さん)。
何かあると自分の親に甘え未だに乳離れしていない。
保育や教育の場も医療機関でもサービスを受ける場だと勘違いしていて思った通りのサービスが受けられないと逆切れするモンスターですね。
(こういう世代は社会への甘えで育った分打たれ弱く、いざサービスする側に回ると我慢ができずにすぐに辞めてしまう。注意を受けるとすねる。スタッフの募集時にも悩まされる問題です。(笑))
とはいえモンスターも人の子、どこかの時点で誰かがしつけ直すべきだったのでしょうね。

働くお母さんが派手に遊んでいるイメージを持っておられる方もおられるようですが、
私の知る限り保育園で見るお母さんたちにはそんなに余裕のある(時間的にも経済的にも)方はおられませんでした。(皆忙しいので幼稚園組のようにママ友とランチということもありませんでしたし)
かえって小学校で出会った幼稚園組のお母さんたちの方にそういう方がちらほら見られたほどです。

働くお母さんは限られた時間を子供や夫と過ごすために知恵を絞っています。
働くことでダンナさんの仕事での苦労も理解します。
(実際、専業主婦の友人からの方が旦那さんの愚痴を聞かされることが多いです。)

まあ、私の交際範囲の中での話ですので全く一般的ではありませんが、いわゆる困ったお母さん(お父さん)は保育園組、幼稚園組同じくらいの割合なのではと思いますが・・・。

それにしてもお仕事とはいえそういう話を聞くだけでも大変ですね。
最近は精神疾患になる方がすごく多いと聞きます。
先日も仕事が忙しすぎてストレス性のめまいを起こした心療内科の先生が受診されました。
どうぞご自愛ください。


by NO NAME (2010-04-01 00:07) 

筍ENT

NO NAMEさん、再度のご訪問ありがとうございます。

お察しの通り私もご主人と近い年代だろうと思います。自分の親など周りの大人を見て育って来て、男は外で仕事、女性は家庭、というクラシックな観念を持って来ました。
ご指摘の通り、保育園に預けること自体を悪者扱いにしたり、それ以前に女性が働きに出るのは好ましくない、とまで主張するつもりはありません。それぞれの夫婦がその考えと経済状況から、本来主体的に判断することでしょうね。
そしてその経済状況から選択の余地もなく、自らの考えに反して働かざるを得ない女性がいるのは、行政のせい、というか、権力が国民全体を騙し討ちにしたのではないか、というのが私の考え方です。

仰る通り、景気回復・経済の上向きが少子化に歯止めをかけられる可能性はあるかとも思います。しかしそれが急には実現できなさそうであれば、子育てにもセーフティネットを広げて、支援を篤くするのが正しい方向かも知れませんね。

また、no imgさんが見てこられた人たちと、NO NAMEさんが目の当たりにされた保育園、私のイメージしている状況がそれぞれ異なっているかも知れませんね。

いずれも本当に参考になります。ありがとうございます。
by 筍ENT (2010-04-01 14:48) 

あめ

こんにちは。お元気ですか?
by あめ (2010-04-10 14:41) 

あめ♪2006.0902

お久しぶりです。
その後、お仕事はお忙しいですか?
なかなかコメントの書き方が解らなく、書けなかったです。
今は、MIXIばかりなのでブログは更新してないです。
今は花粉の時期で忙しいとは思いますが、お仕事頑張って下さい。
陰ながら応援しております。
by あめ♪2006.0902 (2010-04-10 14:52) 

筍ENT

あめさん、ご訪問ありがとうございます。
最近訪問しておらずすみません。
覗いてみます。
by 筍ENT (2010-04-10 15:55) 

あめ♪2006.0902

ご訪問ありがとうございました。
あたしも久々にこちらにやってきました^^。

by あめ♪2006.0902 (2010-04-10 16:02) 

ユン

もうブログを更新しないのなら、もうそろそろ閉鎖してみては。
by ユン (2012-10-13 08:11) 

筍ENT

こうしてコメントを頂いた時にだけはレスコメントを書かせてもらっています。古いブログでも今の私の考えと変わっていないところが多く、何かのキーワードで訪問して頂いた方の目に触れればと思ってそのままにしています。
お邪魔でしたらスルーして頂いて、お願いします。
by 筍ENT (2012-10-13 08:48) 

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