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真の飲酒運転幇助者 [車/バイク]

河北新報 実刑求めた遺族ら落胆 多賀城RV事故控訴審判決

仙台高裁.jpg 多賀城RV車事故で、酒酔い運転ほう助罪に問われた会社員佐々木大輔被告(31)を懲役刑とした24日の仙台高裁判決に、評価と落胆が交錯した。判決は「運転者による危険運転の犯罪事実を起訴事実(訴因)に盛り込むのは必要不可欠」と前例のない判断を示す一方、執行猶予付きの懲役刑が「限度」であることも指摘した。

 佐々木被告の訴因はもともと、被告に危険運転ほう助の認識がなく、同罪での立証が困難と判断した検察側が、認識と生じた結果の食い違い(錯誤)を応用して「危険運転の犯行を容易にさせた」との結論を導くという「苦肉の策」だった。

 この点で弁護側は「余事記載」と主張。公訴棄却を求めたが、高裁判決は訴因通り事実認定した一審判決からさらに踏み込み、「錯誤の状態をそのまま訴因として構成することも許される」との前例のない判断をした。

 07年の道交法改正で新設された飲酒運転「同乗罪」の罰則は3年以下の懲役か50万円以下の罰金で、最高10年の懲役となる危険運転致死傷ほう助罪との格差が指摘されている。今回の高裁の訴因判断は同乗罪の創設後も、ほう助や教唆の罪で、より重く処罰される可能性を示した形だ。

 上限5年の執行猶予は極めて厳しい。しかし、法廷での意見陳述や意見書提出で実刑を求め続けた被害者側には、やりきれなさが残る。次女を失った細井実さん(59)は「気持ちの行き場がない。娘に合わせる顔がない」と、苦悩に満ちたコメントを出した。

 一方、佐々木被告の弁護人は「被害者側の意見が反映され、こう(懲役刑選択に)なったと思っている。具体的な被害を想定していない酒酔い運転ほう助は本来、被害者の意見陳述が認められる罪ではない」と語った。


多賀城RV事故.jpg法的知識の不足している私には、このニュース記事の理解は困難です。錯誤について訴因変更が必要であるとか、余事記載で公訴棄却を求めると言った、訴訟にかかる法的手続きは、法学を学んだ人でないと理解が難しそうです。

ただニュース記事全体を読んで感じるのは被害者遺族や検察はもとよりですが、記事の論調までが、飲酒運転同乗者には何としても厳罰を、という方向になっていることが気になります。
兎にも角にも、飲酒運転した当事者のみならず、それに手を貸したと思われる周囲の人物にまでまずは厳罰化を、という方向は実は不毛だと考えています。罰を与えて刑務所に送り込むか、多額の罰金を科すことで、本当に飲酒運転が撲滅できると考えている方がおかしい、と考えます。

しつこく取り上げて来たアルコール・インターロック装置(AILS)を飲酒運転前科ドライバーに義務づけるなど、飲酒運転ができなくすることを考えても良いのではないでしょうか。こうした対策を「怠り」、飲酒運転による事故の再発をずっと許してきた警察・公安委員会の態度は未必の故意による殺人とも捉えられると考えます。

実は多額の罰金による集金が「おいしい」と考えているようであれば、最悪の交通行政です。万死に値すると思います。
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きゅんぱち

ま、例によってマスコミの扱い方は、先生がよくおっしゃっておられるところの
「言われのない不幸を背負った遺族の深い悲しみ」
を追ったドキュメントに仕立て上げた方が視聴率や購読率を上げられると言う全くもって想像力の欠如したものでしょうから、目も当てらんないですよね。

官民あげて飲酒運転をできなくする方策を探っているようでいて実は具体的方策が出てこないのは、既得権益を保持する自動車産業界の出方をうかがっているからに他ならないでしょうな。
地方ですと、クルマがなければ生活が成り立たない一方で、その環境下を正当化するがごとく飲酒運転の黙認は未だに日常茶飯事であるという情報も入ってきてます。
私の住む茨城県南地域も、正直言って酒臭いのが深夜平気でクルマでコンビニにやってきますもん。
こういった人たちに対して、自動車メーカーは自らが敵に回るようなクルマを製品ラインナップに投入するとは到底考えられないでしょうな、ここしばらくは。
なので、先生が取り上げてきておられるような総合的かつ包括的なメーカーをも巻き添えにした飲酒撲滅策を司法判断でも地道に明確にしてゆくというのは非常に重要な意味を持つものと考えております。
by きゅんぱち (2009-06-08 12:59) 

筍ENT

ご訪問ありがとうございます。

実はこれまで全車装着を訴えて来たAILSは、よくご訪問下さるQuri先生の鋭い反論で、全車装着主張を引っ込めました(笑)
ただ、せっかくこうした装置があるので、酒気帯び運転前科者名義の車両にくらいは義務づけても良いのではないかと考えています。

その他アルコール依存症患者の車両にも義務づけて欲しいところですが、プライバシーの問題もあり、これは難しそうですね。

AILSの他には、飲酒運転シミュレート‥実際にあったようですが、教習所内で本当に飲酒させて運転させるイベントや、特殊メガネをかけて運転させる試みも取り上げたことがありました。

こうした取り組みを本気でやって欲しいと思っているのですが、現実には‥厳罰化の大合唱ばかりですね。

良いアイディアがあったらお知らせ下さい。それを立法に持って行って欲しいですね。

コメントありがとうございます。
by 筍ENT (2009-06-08 20:00) 

連続婦女暴行魔 中島大士

愛媛県今治市波止浜169在住の中島大士(なかしまたいし)は暴走族今治連合に所属する暴走族です。
彼らは少女を車で拉致して暴行を加えては、写真を撮り、自分たちには関東連合がバックについていると言って脅します。
そして、被害者の周囲で執拗に暴走を繰り返し、恐怖を与えて口封じをし、再び暴行に現れます。
今治連合の暴走族中島大士に気を付けて下さい。

by 連続婦女暴行魔 中島大士 (2015-12-24 03:20) 

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