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警察・刑務所は密室 [生活/くらし]

神戸新聞 入所手続き後、40代男性死亡 姫路拘置支所

姫路拘置支所.jpg 姫路少年刑務所は七日、管轄する姫路拘置支所に入所したばかりの四十歳代の男性被告が死亡した、と発表した。

 同刑務所によると、被告は六日午前、入所手続き中に胃痛と吐き気を訴えた。個室で休ませたが、職員が午後になって見にいくと意識を失っており、搬送先の病院で死亡が確認されたという。

 同刑務所は「体調不良を訴えた時点では緊急性はなく、対応に問題はなかった」としている。

 姫路署によると、被告は覚せい剤取締法違反罪で神戸地裁姫路支部に起訴されていたという。


こういう事件を取り上げるたびに警察への不信がつのり、不安が増します。無謬を主張したがる警察を監視する組織が存在しないために、このニュース記事の被害者のように泣き寝入りどころか、死人に口なし状態の人が増えているのではないかと思われます。

刑務所側の「‥緊急性はなく、対応に問題はなかった」というコメントを以てこの事件は終了、でしょうか。とんでもない話です。
病気だった場合、腹痛が発症した時点で当然医療機関にかからせるべきであり、これを怠った刑務所側の責任がないと主張して、それを咎めるすべがないとしたら恐ろしいことです。以前にも書きましたが病院の中であったら、たちどころに迅速な対応を怠ったとして医療者が業過致死罪に問われ、高額の損賠を要求されることになったでしょう。なぜ警察や刑務所だとお咎めなしなのでしょうか。

姫路警察署.jpgこうした一方的なコメント発表の報道ばかりが為され、誰にも真実の追究ができない密室となってしまっています。警察や刑務所の中は公開もされず、他の機関が全く監視できません。密室で何が起きたかは永遠に封印されてしまう可能性があります。

そういう状況にあっては、実は病気ではなく、被告男性に対して刑務官などにより暴力がふるわれ、その結果腹部外傷で死亡した可能性も考えてしまいます。本来刑務所側に説明責任があるはずです。

さて、もしこの死亡した男性被告に対して司法解剖が行われたとしても、これまたその結果は捜査上の秘密という大義名分のもと、明らかにされることはありません。警察の無謬性はこうして二重・三重の隠蔽システムによって保護されていると言わざるを得ません。

これで良いのでしょうか。検察審査会などより、「警察監視委員会」のような組織の方がずっと必要と思います。
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コメント 6

ayu15

閉鎖的空間の怖さがでているようですね。
by ayu15 (2009-10-12 12:45) 

筍ENT

国民を逮捕・拘留し、取り調べる権利を与えられた警察に全幅の信頼を寄せて良いものであれば心配はありません。
しかし、警察による不祥事や不正捜査などのニュースを耳にするたびに、私はいつも心配になります。
この事件もその一つとして懸念を払拭できません。

コメントありがとうございます。
by 筍ENT (2009-10-12 21:00) 

ayu15

問題があったかどうか第三者がしらべられるようになるとよさそうですね。いくら悪いことした人?でも適切に対応できますように。
by ayu15 (2009-11-01 16:06) 

筍ENT

本当にそう思います。やはり誰もチェックできない権利を特定の機関・人に与えることは危険なことです。
容疑者・被告・受刑者、いずれも人格を剥奪されてはなりません。

コメントありがとうございます。
by 筍ENT (2009-11-01 19:06) 

ベニラン

怖いですね、最近こんなことばかりで。
by ベニラン (2010-03-15 08:57) 

筍ENT

ご訪問ありがとうございます。

他にもこうした“怖い”事例があったら教えて下さい。罪のない一国民がこうした目に遭う危険さえある訳ですよね。

コメントありがとうございます。
by 筍ENT (2010-03-15 15:22) 

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